プロもチェックしている無料の事故物件サイトとは
事故物件の不動産
私は、不動産会社で仕入れを担当しています。
仕入れとは、自社の分譲住宅、アパート、マンションを建てるための土地を探し、その土地を買うことです。
土地や家を売りたい人が不動産会社へ相談に行き、相談された不動産会社から、「この土地を売りたいと言われているんだけどいくらで買ってくれる?」とか、「いくらだと売るって言っているけど買える?」などとよく相談されます。
私たちは、紹介された物件の周辺がどのくらいの価格で取引されているかを調査して、建物を建てていくらで売れば収支が合い、利益が出来るのかを計算し、その土地を買うかどうかを判断するのが仕事です。
中には、事故物件と言われる土地の情報が入ります。
例えば、過去に火災があってその家で人が亡くなったとか、孤独死をしたという情報、或いは自殺や殺人などがあった物件など。
こういったいわく付きの土地に建っている建物を一旦解体して、新たに新築の建物を建てたとしても、購入する人には、必ずその土地で過去に事故があったことを周知しなければなりません。
たまに事故物件なのにも関わらず、何も言わずにこの物件を買ってくれないかと相談されることもあります。
基本的に事故物件は、多くの人が嫌がるものです。
ただ中には、価格が他よりも圧倒的に安いので、特にそういった過去の事故情報など一切気にしないお客様もいらっしゃるので、その際には近くの相場よりもかなり安い価格で買い取る場合もあります。
その額は、相場の半値以下の取引となることもざらにありますが、不動産会社の中には、そんな事故物件を好んで買い取るところもあるのです。
プロもチェック?無料で事故物件の公示サイト
私たちは、この物件が過去に事故が有ったかどうかを調べるのに利用しているサイトがあります。
いわゆるプロもチェックしている事故物件サイトということになりますね。
それは、「大島てる」と言う名前のサイトです。
なんだか、大島てるなんて人の名前みたいですね。
「大島てる」で検索すれば、誰でも無料で見られますので、もしも興味があれば、是非参考にしてみて下さい。
都内で好立地なのに他よりも部屋が安いと思ったら、検索して調べてみると良いと思います。
私も賃貸マンションに住もうと思った所が有り、このサイトで調べてみたら、違う棟で「飛び降り自殺」が過去にあったということがわかりました。
違う棟とはいえ、同じ敷地内で飛び降り自殺があると、良い物件でも躊躇してしまい、
他の物件を探しました。
私の住んでいる地域は、マンションが多く建っている地域なので「飛び降り自殺」が意外にも多かったです。
住みたいところの近隣の人に聞くのも良い
どうしてもその土地に不動産を買いたいと思った際、事故物件サイトでも情報がよくわからない場合として、近隣の人に話を聞くという方法がありますが、一番これが情報収集として間違いがないと思います。
ただちょっと近隣の人にはさすがに話を聞くのはちょっとなと言う場合は、自治会長さんとか、町内会長さんに聞きに行くというのも1つの方法です。
ちなみに私の会社では、事故物件の仕入れは極力控えています。
事故物件だけでは有りません。
安全な地域か、不信な人が居ないか等の治安も必ず確認しています。
何年も空家になっているところを買う時には、その地域の自治会長さんや町内会長さんに面倒でも話を聞きにいきますし、近隣の人にも聞いたりしています。
話し好きな人もいらっしゃって、過去住んでいた方の話をされたり、その地域の良さや悪いとこも教えてくれます。
これから住み替えたり、家の購入を検討されている方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
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